秋田県では10月4日までに、熊が襲ってきて30人がけがをしました。今まででいちばん多くなっています。北海道や東北、北陸などでは、警報や注意報を出して熊に気をつけるように言っています。
熊の専門家は「熊が食べるどんぐりが、今年はとても少なくて、人が生活している所まで、食べ物を探しに来ています」と言っています。
専門家は、熊が近くに来ないようにするスプレーや、鈴など音が鳴るものを持ったほうがいいと言っています。山には1人で入らないほうがいいです。人が話す声が熊に聞こえると、熊が近くに来なくなります。そして、もし事故があった場合に連絡ができます。
熊の被害が多い岩手県は、熊が襲ってきたときは、両方の腕で顔や頭を守って、体を丸くして地面の近くまで低くしたほうがいいと言っています。